どーしたんだいキモオタ?(長文注意)
こんにちえるえるー
sisiです!(えるじゃないんかい)
今日はペン回し関連で話したいことがありましてですねー。
なんと私最近ペン回しちょっと上手くなったようです。自分でも結構やりたかったことが少しずつ出来てきてるなという印象なんですよね。
まあ私のやりたい回しって端的に言えばkuzuさんなんですよね。
NeoSAしてソニひねで繋いで2軸するっていう。。。
これ↓(私の回しです)を見ていただけたら嬉しいのですが
https://twitter.com/sisi_penspin/status/1120981409831636993?s=21
さっき言ったことやってんですよね。
でもね、これじゃダメだと思うんですよ。
もちろん習熟度も全然クズさんなんかとは比べ物にならないし伸ばすべき部分はこのままでもあると思うんですけど、
私が言いたいのはそういうことではなくてですね、この方向性で行っても見てくれるスピナーなんて今どきいないんじゃないかなということなんですよね。
これは2017年の冬に自分がペン回し自体に復帰してからずっと考えてることなんですけど、このシンプルな回しって今のトレンドではないんですよね。
ここで変な形でフロンティアさんのブログを参考にしていくんですけど
http://frontierpenspinning.blog106.fc2.com/blog-entry-446.html?sp
最近の回しは複雑な技を同じスピードで淡々と行っていく、とあります。
彼は最近のスピナーが同じスピードで回し続けてしまう理由を個々の技の習熟度が足りないからという風に結論づけていますが、私はもはや同じスピードで回すこと自体がトレンドと化しているのではないかと考えています。
レジェンドスピナーと言われる人達はいかにも演技派って感じでクズさんなんかかなり分かりやすいですが明らかにFSの中で抑揚を付けています。(わざとかは分からない)
しかし、最近のジャペンを見てみるとみんな基本同じスピードで回しています。抑揚をつけて回す人はあまりいない。
こうなるとどうなるかというと日本最高峰のスピナーたちの回しが同速を保っているので、若手スピナーたちは絶対にその影響を受けます。
たしかに元々は習熟度が足りなくて同速になっていたかもしれない現代のペン回し。
しかし若手からすればそれがお手本になってしまい、同速で回す=安定している、という誤解を生んでしまう。
ツイッターを開いて見てみても、上手いと言われる中堅コテたちは揃いも揃って同速回しです。
そんな今だからこそ、私は視座を現在のトップスピナーに移すことを提唱します。
現在ペン回し界を引っ張るトップスピナー達だってもともとは所謂レジェンドの回しを参考にしてきたはずです。
つまり参考の元になるのはレジェンドスピナーのはずなのです。そこで大切なのは現在の技術を捨てないことです。
進歩した技術をいかにレジェンド達に当てはめるかというのがこれからのスピナーに課されていく課題ではないかと思います。
(余談: メノワさんはこれに成功したと思ってます。特にワルトナで優勝した時は難易度と抑揚を上手くバランス取っていたことで他のただ難しいだけのFSをしているようなスピナーに圧倒的に差をつけていたと思います。)
そこで私の回しの話に戻ってしまうのですが、
私はこれからそういったレジェンドの精神をもって先進的な技術を身につけていきたいと思っています。
しかし、現在のかなり難しい回しを抑揚をもって回すのは相当に厳しい話です。なので私はここには妥協点があると思います。
つまり、淡々とした回しにならないように考えながらも自分的に難しい技を組み込んでいって安定感を失わずにできるギリギリのポイント、ここが妥協点です。
私はそういった回しを常にCVに供給できるようなスピナーになりたいです。
みなさんも今一度原点に帰って考えてみるのはいかがでしょうか。方向性を間違えてしまうと努力がもったいないですから。
sisiでした。またお会いしましょう。