獅子座

ペンスピナーsisiによる雑記

toro氏についての覚書

こんにちは!sisiです。


toro氏のソロビを見ていたらいくつか思うところがあったので覚書として残します。


みなさんtoro氏はご存知ですよね?

ざっくり2008頃に活躍したスピナーです。WorldCup08にkey3氏などと出場、優勝へ導いたスピナーです。



彼の回しはかなり特異なもので、革新的というよりも誰にも真似出来ないような独創的な回しがウリでした。

見たことない人は見てみてください↓

https://youtu.be/bDJeVGkVw08


さて、彼のスゴい所は何でしょうか。


まず第一に、私が個人的に思うのは彼は回しのスタイルで差別化をしていたというわけではないということです。


つまり技の組み方や癖(習慣と言い換えても良い)ではなくてもっと本質的な"回し方"に彼のユニークさが現れていると考えます。

もちろん構成から考えてもラダーを多用していたりvp回しなのに手全体を動かしたりエアスピしてみたりなど独創的なのは明らかです。

しかし、まるきり構成を他の人が真似たとしてtoro氏のようになるでしょうか?

答えは明らかで、なるわけないのです。


仮にいくら似た手を持っていたとしてもあの雰囲気を掴むのは100%無理でしょう。


そもそもの回し方が違うのです。特にそれが明らかになるのは彼が割と普通の回しをした時です。特徴として挙げるなら、彼の回しには他のスピナーにはない独特の"タメ"(この言い方は正直怪しい)があり、パスもソニひねも他の人とは一線を画します。


では普通のスピナーが先天的に独特である彼から学ぶべき点はないのでしょうか。


ヒントを見出すために、切り口を変えて彼が当時考えていたであろうことを推察します。


まず彼はなぜあのアングルなのでしょうか?なぜあの構成なのでしょうか?


もちろん、それは彼が自分の魅力を熟知していたからということに他なりません。そして彼はその魅力を効果的に伝えることに成功したのです。恐らく本能的に。


〇まとめ

スピナーは千差万別、みんな違ってみんな良い。だからまずtoro氏に見習い、我々も自身の魅力(素質)を十分に理解する所から始め、次にそれを最大限に伝える方法を模索する、ということが彼から受け取れる学びではないでしょうか。


私は今活躍しているウマコテ達でさえも自分たちの魅力を完全に理解しているとは思いません。その証拠に彼らはアングルや環境をしょっちゅう変えています。

さらなる良さを求めて変化し続けています。そんな中でtoro氏という1つの成功例を1度手に取って眺め、観察することが実はヒントになるのではないでしょうか。




覚書ということで思いついたことをポツポツ書いたので論理性に欠く可能性がありますが何かしらこの記事から得られることがあれば幸いです。


ぺんすぽすぽのsisiだったよ!