獅子座

ペンスピナーsisiによる雑記

ペンが持つ意味

こんにちは!クソザコイングリッシュ、sisiです!


今日は非対称スピナーとして「ペンが持つ意味」を自分なりに考えます。

少なからずそのスピナーがそのペンを回すのには何らかの思想や主義に影響すると仮定します。また、スタイルにも関わってくるはずです。


ガバガバ推察かつ長文ですが興味を持っていただけると嬉しいです。以下に綴る駄文はそれぞれのペンユーザーを貶す意図のものではないことをハッキリと付け加えておきます。



まず、ペンというのは未改造ペン、改造ペンに分けられると思います。


未改造ペンを回す人はかなりの拘りを持つ人であると考えられます。「ペン回し」という概念から離れないようにするという意志を感じます。言い換えればジャグリングの一種としてのペン回しではなく、昔我々が勉強の合間、勉強机の上で行っていたあの「ペン回し」をなんとか持ちうるスキルで体現しようという意志が伝わってきます。

しかし、この「ペン回し」を行う人も漏れなくドクターグリップを使っているような気がします(最近は備長炭も見るか)。確かにドクグリは回しやすい。ですが、回しやすいペンを求めるという点では、改造ペンを回そうという考えとあまり変わらない気もします。また、ドクグリも特に旧型に関しては過去のペンとなっており、我々の殆どがもはやノスタルジーを感じる範囲の外のペンである気がします。つまり、我々の行っていた「ペン回し」を体現する上で、元々使うことのなかった古いペンを用いるというのはやや不自然な論理です。このあたり、実際のドクグリユーザーの意見を求めてみたいところです。まあ、そんな難しいこと考えないか。


次に、改造ペンについて考えます。まず対称、非対称に分けてみます。

対称ペンを考えてみた時、基本的には技術志向のコンボを組む時に用いる印象が強いです。実際、高い技術を求められる場、ワールドトーナメントにおいては誰しもが対称ペンを用います。重く、長く、遠心力の高いペンが非常に見られます。

また、初心者に何か改造ペンを勧めるような状況を考えた際に自然と対称ペンを挙げてしまうのではないでしょうか。バスターやKTは定番、エンプレも挙がるかもしれません。ここからも明白なように対称ペンは誰にとっても回しやすいペンであることが分かります。

非対称スピナーとして、強い印象を受ける対称ペンユーザーは誰であるか考えてみると、まず最初にpeem氏が思いつきます。彼のペン回しからは王者としての風格を感じます。あそこまでバスターを魅力たっぷりに回せる人は依然いないと思います。また、Menowa*氏やHAL氏、slofis氏からも対称ペンによる説得力のようなものを感じます。自分は対称ペンがあまり似合わないのでこういったスピナーには強い憧れを持ちます。。。


最後に非対称ペンですが、今のペン回し界を振り返ってみると、ざっくりとVPとg-3に分けられると思います(もちろん他の種類もありますが)。

VPに関しては、先程対称ペンの方では言及しませんでしたがコムサとセットであるように思えます。つまり、コリアンスタイルという奴ですね。もちろんVPスピナーは一枚岩ではないです。

しかし、vpはペンの性質上いきなり回して「うおっ回しやす!」となるペンではないことは明白です。つまり、鍛錬が必要なわけです。それが意味するところは強い意志を持って練習する必要があるということです。その強い意志の源泉は間違いなく、憧れでしょう。そう、その対象こそがコリアンだと言えます。あるいはコリアンに影響されたスピナー(もはやコリアンスタイルではない人も含めて)だと言えるでしょう。結局、そういったスタイルの人はコムサを回しても違和感がないわけです。なのでvpとコムサはセットであると言ったのです。


ではg-3に関して、g-3を用いた改造の殆どが日本生まれだと言ってもいいでしょう。そしてそのg-3 modが多く生まれ、使用された時代こそがレジェンド時代なわけです。key3氏、kuzu氏、SEVEN氏、Saizen氏、NIKOO氏、riason氏、など様々なスタイルのスピナーが漏れなく使用しました。

この時代のスピナー達は皆、コリアンスタイルから様々なものを吸収し、日本のスタイルを確立した人達と言えます。つまり、この観点から考えれば今の時代にg-3を回すということはこのレジェンド世代の魂を引き継ぐことになるということです。

実際、私のよく使用するg-3は白黒配色ですが、これは間違いなくSEVEN氏、Saizen氏の影響を強く受けています。また、ペン先側のグリップが膨れているのはkuzu氏のg-3の見た目に寄せたかったという意図があります。

確かに、g-3は日本のペンなので何か自作のペンを作ろうと思った時に手軽に手に入る上、優秀な材料であるg-3は、こういった考え抜きにしても、候補に入ることは間違いないでしょう。恐らくレジェンド達もそういった理由でg-3を手に取ったでしょうから。


しかし、回すペンがスタイルに影響すると仮定するなら、

g-3は間違いなく日本のスピナーとしての自覚を再確認させるペンであるはずです。少なくとも自分はそういう意識で回しています。それが古い技やコンボを選ばせている原因でもあるんですけどネ。知ったことか。


皆さんもご自身の考えをここのコメント欄でなくても良いので発信してみてはいかがでしょうか。



古い物好きsisiでした。バイバイ(-。-)y-゜゜゜